Service Grid Open Source Community Site
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概要

多言語のコミュニティにおけるコミュニケーションを支援するために、(独)情報通信研究機構(NICT)によって言語グリッドToolbox (以下、Toolbox)が開発されました。Toolboxは、言語グリッドを使用する多言語コミュニケーションツール群です。現在、2つのバージョンのToolboxが開発されています。

XOOPS-based Community Software
このバージョンのToolboxは、多言語コミュニティでのコミュニケーションを支援するためのものです(単に "Toolbox" と呼ぶときは、このバージョンのToolboxを指します)。オープンソースのCMS (Contents Management System) であるXOOPS Cubeをベースに開発されています。各コミュニティ固有の要件を満たすため、既存モジュールを拡張したり再利用したりできるように設計されています。お試しサイトで使用してみることができます。
Language Grid Extension for MediaWiki
このバージョンのToolboxはMediaWikiのエクステンションであり、他のMediaWikiのエクステンションから言語グリッドのサービスを利用することが出来るようにするものです。インストールすると、MediaWiki上に "Setting"と"Page Dictionary"の2つのタブが表示されます。"Setting"タブでは、翻訳に使用する機械翻訳サービスや辞書を選択できます。"Page Dictionary"タブでは、機械翻訳サービスと連携される辞書を作成できます。

ダウンロード

ソフトウェアのパッケージやマニュアルについては、ダウンロードのページから入手できます。

ソースコードレポジトリ

最新バージョンのコードは、以下のレポジトリURLから取得できます。

XOOPS-based Community Software

Language Grid Extension for MediaWiki

アーキテクチャ

XOOPS-based Community Software

以下の図は、XOOPS-based Community Softwareのアーキテクチャを示しており、コンポーネント群は3つのレイヤに分かれています。XOOPS Coreは、ユーザ管理や認証といった機能を提供しており、これらの機能はほぼXOOPSのコードをそのまま使用しています。Toolbox APIは、多言語コミュニケーションのための基本的な機能を提供するものです。Toolbox上に構築される多言語コミュニケーションツールの開発を支援するために設計されています(詳細についてはAPI仕様書をご覧ください)。Toolboxモジュールは、エンドユーザが使用する、Toolbox上の多言語コミュニケーションツールを実現するものです。多言語コミュニティの多様な要件を満たすため、Toolboxモジュールはそれぞれのコミュニティに応じてカスタマイズされて使用されます。



図中のコンポーネントは、プロジェクト共通の方針に従い、コアコンポーネント・オプショナルコンポーネントの2種類に分類されています。それぞれに含まれるコンポーネントとコミット先URLは以下の通りです。

コアコンポーネント: Toolbox API, XOOPS Core
コミット先URL: http://svn.code.sf.net/p/servicegrid/code/language-grid/toolbox/XOOPS/branches/[BRANCH_NAME]
trunk以下をコピーしてブランチを作成してください。ブランチには、開発の内容を示す名前をつけてください。
オプショナルコンポーネント: Toolbox Modules
コミット先URL: http://svn.code.sf.net/p/servicegrid/code/language-grid/toolbox/XOOPS/trunk/modules/[MODULE_NAME]
モジュールの識別子をディレクトリ名にしてください。既存モジュールとの共存を可能とするため、既存モジュールとは別の名前にしてください。

Language Grid Extension for MediaWiki

以下の図は、Language Grid Extension for MediaWikiのアーキテクチャを示しています。図中に示されたMultilingual LiquidThreadsは、MediaWikiにおける議論にスレッドを導入するエクステンションであるLiquidThreadsを、言語グリッドのサービスによって翻訳を行うように拡張したものです。この図のように、Language Grid Extension for MediaWikiは、MediaWikiの他のモジュールから呼び出されて使用されます。

図中のToolbox APIは、XOOPS-based Community SoftwareのToolbox APIをベースに開発されたもので、主にMediaWikiのエクステンションから翻訳を実行する機能と、翻訳時に連携される辞書を作成する機能からなります。またToolbox Moduleは、Toolbox APIを用いるコンポーネントで、MediaWiki上で翻訳の設定や辞書の作成の操作を行うためのユーザインターフェースを提供します。APIの詳細については、マニュアルを参照ください。



図で示したレイヤは、コード管理の観点から、以下のように分類されます。それぞれの分類に対する管理の方針は、プロジェクト共通の方針に従います。

コアコンポーネント: Language Grid Extensionの全コード
コミット先URL:http://svn.code.sf.net/p/servicegrid/code/language-grid/toolbox/mwiki-extension/branches/extension/[BRANCH_NAME]
全コードがコアコンポーネントに分類されます。trunk以下をコピーしてブランチを作成してください。ブランチには、開発の内容を示す名前をつけてください。
オプショナルコンポーネント:他のエクステンション(e.g. Multilingual LiquidThreads)
コミット先URL: http://svn.code.sf.net/p/servicegrid/code/language-grid/toolbox/XOOPS/trunk/modules/[EXTENSION_NAME]
このプロジェクトでは、Language Grid Extensionを利用した他のエクステンションをオプショナルコンポーネントに分類しています。エクステンションの名前をディレクトリ名にしてください。既存エクステンションとの共存を可能とするため、既存エクステンションとは別の名前にしてください。

コアメンバ

現在のコアメンバは以下の通りです。

XOOPS-based Community Software

  • Yohei Murakami (Kyoto University)
  • Masahiro Tanaka (NICT)
  • Toshiyuki Takasaki (NPO Pangaea)

Language Grid Extension for MediaWiki

  • Masahiro Tanaka (NICT)
  • Jun Koyama (E.I.P. Co.)
連絡先:ML
Last update: 11-Mar-2011