No.8 
2009年2月2日号 

ヘッダー

English | Japanese
■メールでの配信を希望される方は、langrid-newsletter [at] khn.nict.go.jp までご連絡ください。
言語グリッドニュースレターについて

バックアップ付き翻訳サービスのリリース

 翻訳サービスの呼び出しに失敗した場合に、事前に指定した翻訳サービスを呼び出すことができるバックアップ付き翻訳サービスをリリースしました。下記のURLからサービスのプロファイル情報を取得できます。
バックアップ付き翻訳サービス:
http://langrid.org/service_manager/language-services/profile/TranslationWithBackup

言語グリッド技術交流会(2月26日)のご案内

 NICT言語グリッドプロジェクトでは、技術交流会を下記のように企画しております。言語グリッドを利用した研究開発を行われている方から、日ごろ疑問に思われていること、言語グリッドへの要望等を直接お聞かせいただける機会になればと思っております。ぜひご参加ください。
 
 【日時】 2009年2月26日(木) 15:30-
 【会場】 関西学院大学東京丸の内キャンパス
 (東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー10階)
 【予定】
 15:30-16:30 言語サービス作成&利用説明会 (NICT)
 言語グリッドの最も基本的なユースケースである、辞書のラッピングと動的バインディングを利用した辞書連携翻訳サービスの呼び出しについて、実例を交えて説明します。
 16:30-18:00 質疑応答
 日ごろ疑問に思われていること、言語グリッドへの要望等をNICTメンバーへご質問下さい。
 18:30-  懇親会(東京駅周辺の居酒屋を予定、会費3,000円程度)
 
 【参加希望・問合せ】 NICT言語グリッドプロジェクト 稲葉 rieko.inaba[at]nict.go.jp

言語グリッド定期メンテナンス 3月

 3月の定期メンテナンスは、3月2日(月) 18:00 - 21:00 (JST)に行います。この日時に言語グリッド利用の予定がある場合は、事前にoperation [at] langrid.orgまでご連絡ください。

Language Grid Playground カスタマイズ講習会(3月12日~13日)のご案内

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 多言語アプリケーションの開発に興味をお持ちの方は、来る3月に開かれる「Playground カスタマイズ講習会」に参加されてみてはいかがでしょうか?
 「言語グリッドPlayground」のソースコードを再利用し、多言語アプリケーションの構築する方法についてお教えします。講師陣は、Playgroundの開発を担当している京大の学生たち。
 初日(3/12)は、Playgroundのチュートリアルと環境構築の入門編で、二日目(3/13)は、各自がイメージしたカスタマイズアプリケーションを実装する応用編になります。
 皆様のご参加をお待ちしております!
 
 【日程】 3月12日(木)12:00-18:00
         13日(金)9:00-17:00
 【会場】 COCON KARASUMA 4階 シティラボ内
 【申込み・問合せ】 playground [at] langrid.org
 【申込み締切】 3月6日(金)


サービスコンピューティングシンポジウム(3月9日)のご案内

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 サービスコンピューティングシンポジウム2009 (SCS2009)が開催されます。サービスコンピューティングの技術、ビジネスモデルからプロダクツまでを、1日で理解できるようにデザインされています。下記Webサイトからお申し込みください。
 ■早期申込期間が延長されました。2月10日までですので、お早めにお申し込みください。■
 
 サービスコンピューティングシンポジウム2009(SCS2009)
 http://www.ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp/scs2009/
 【日時】平成21年3月9日 (月) 9:00 - 20:00
 【会場】 京都リサーチパーク サイエンスホール(京都市下京区中堂寺粟田町93)


言語グリッド ユーザ紹介(8) 京都大学 石田・松原研究室

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研究発表会で、日本人学生と留学生が多言語
チャットツールを用いてAll-for-Oneに参加している様子

 石田・松原研究室では、2009年1月時点で4人の留学生(フランス、フィンランド、ボスニア、インドネシア)が活動しています。しかし、全ての留学生が日本語を理解できるわけではなく、研究活動を進める上で言語的支援は不可欠です。
 例えば、研究報告会では「All-for-oneプロジェクト」を実施しています。これは、留学生のために(one)日本人学生たち(all)が多言語化に協力するもので、例えば発表スライドを英語で用意したり(さすがに発表は日本語で行います)、言語グリッドと連携した多言語チャットツールを用いて、意見交換を行ったりします。チャットツールはスライドを取り込めるので、留学生は英語、日本人学生は日本語でスライドに直接コメントを書くことができ、そのコメントを各々の言語で読むことができます。
 最近ではLanguage Grid Playgroundを利用し、研究会資料を留学生向けに翻訳し、配布するようにもなりました。その際に、翻訳性能の向上のために、学生たちが協力して1000語に上る研究室専用辞書を作成し、それを組合せて翻訳を行っています。
 言語グリッドを活用したこのような留学生支援が、他の大学、研究室にも広がっていくことを願っています。