No.6 
2008年12月1日号 

ヘッダー

English | Japanese
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言語グリッドニュースレターについて

新しい言語資源が追加されました!

新しい言語資源が言語グリッドに追加されました。
 

ChaSen(日本語形態素解析器)

CaboCha(日本語係り受け解析器)

東芝 英中・中英翻訳

Parsit(英→タイ機械翻訳) ※英語→タイ語の一方向のみです。

Lexitron(英<->タイ対訳辞書)

「EDR日英対訳辞書」「EDR日英概念辞書」へのアクセス制限が緩和されました

「EDR対訳辞書」「EDR概念辞書」が、次の範囲で利用できるようになりました。


EDR対訳辞書(日英・英日対訳辞書)
アクセス回数制限: 1000回/月 データ転送量制限: 15KB/レスポンス
EDR概念辞書(日本語・英語概念辞書)
アクセス回数制限: 2000回/月 データ転送量制限: 35KB/レスポンス


この範囲を超えて使いたい場合は、ライセンスを購入すれば言語グリッド上で無制限で利用することができます。無制限で利用する場合の詳細は、以下のページをご覧ください。
EDR対訳辞書
http://langrid.org/operation/service_manager/language-resources/profile/EDR_Bilingual_Dictionary_for_Members/
EDR概念辞書
http://langrid.org/operation/service_manager/language-resources/profile/EDR_Concept_Dictionary_for_Members/


言語グリッドサービスマネージャ 修正版のリリース

言語グリッド上の資源を管理するための「言語グリッドサービスマネージャ」が改訂されました。
新バージョンでは、各コンテンツのURLが短縮されています。以下のURLよりアクセス可能です。


ログイン(Login) http://langrid.org/operation/service_manager/login
概要(Overview) http://langrid.org/operation/service_manager/overview
更新情報(News) http://langrid.org/operation/service_manager/news/
マニュアル(Manual)  サービスマネージャのメインメニューの「マニュアル」項目からアクセス

言語グリッド定期メンテナンス 1月

1月の定期メンテナンスは、1月7日(水)18:00-21:00(JST)です。
いつもと曜日が違いますので、ご注意ください。この日時に言語グリッド利用の予定がある場合は、
事前にoperation [at] langrid.orgまでご連絡ください。


特定の言語グリッドユーザのみに言語資源を開放する機能"Members Only"

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言語資源"Members Only"設定画面

 言語グリッドには、持っている言語資源を購入者のみに開放したい、または特定のユーザのみに使ってもらいたいとお考えの方のために、"Members Only"という設定があります。言語グリッドサービスマネージャで設定できます。

 "Registration of Language Resources(言語資源の登録)"ページ(右図参照)の項目"Permitted Users(利用を許可するユーザ)"で"Members Only"を選択すると、全ユーザが利用できない設定となります。その後、"Control of Language Resources(言語資源のアクセス制限)"のページで、利用を許可するユーザをリストから選ぶことができます。
「EDR対訳辞書」「EDR概念辞書」は、この"Members Only"機能を採用しており、ライセンス購入者のみ無制限で辞書を利用することができます。


Language Grid Playground 新サービスのリリース

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Language Grid Playgroundの新サービスが公開されました。Playground用のIDでログインしてください。IDはこちらで作成できます。


Dictionary Creation(ユーザ辞書作成サービス)

ユーザのオリジナル辞書を作成することができます。
※ログインしなくても辞書作成・保存はできますが、現段階では機械翻訳とつなぐことはできません。
Multilingual Chat (多言語チャット)
言語グリッドにある辞書や機械翻訳を使って、Webブラウザ上で多言語チャットができます。オリジナル辞書を翻訳に使うことも可能です。
Document Translation(ドキュメント翻訳)
文書を多言語に翻訳することができます。このサービスの特長は、もとの文書のフォーマット(改行位置など)を保ったまま翻訳ができるという点です。また、翻訳された文章の一部を選択すると、元の文章の同じ部分にハイライトが入り、原文と翻訳を見比べることができます。


言語グリッド ユーザ紹介(6) 関西大学 喜多研究室

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同じ関西大学総合情報学部の堀ゼミからの参加者と共に、5月に
行った学校現場の先生方などへのインタビュー調査時の様子

 関西大学総合情報学部の喜多ゼミでは、本年度専門演習(学部三回生ゼミ)で言語グリッドアソシエーションのSIGMUSE(教育現場の多言語利用環境を支える情報基盤技術の研究会)の活動に参加しました。活動内容は、全国で翻訳蓄積のある、多言語お知らせ文書の共有・再利用を促進するためのサイト構築を目指したユーザニーズの調査などです。
 11月からは、トヨタ財団アジア隣人ネットワーク助成金の助成を受けることになり、ゼミの活動で得られた、全国で公開されているお知らせ文書の実態調査データや、各地の国際交流協会のリンク集の分析データなどを活用して、実際のサイト構築に向けて活動を進展させています。現在、その助成金プロジェクトの事務局として、他の研究室や各地の教育委員会、学校現場の先生方、通訳ボランティアの方々、教育に関わるNPO活動をされている方々などとの連携を深めています。このプロジェクトの活動成果は、原子サービスの提供や言語資源の充実などにつながる予定ですので、言語グリッドには、今後は主に言語資源提供者として関わっていくことになるでしょう。