No.4 
2008年10月1日号 

ヘッダー

English | Japanese
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言語グリッドニュースレターについて

コンテンツ

Contents

[辞書連携翻訳サービスのリリース]
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[英語版ができました:開発者向けWikiとMLのご案内]
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[Playgroundニュース:新たに提供予定の新サービスと講習のご案内]
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[定期メンテナンスのお知らせ](10/24追記)注意!日時を変更します。運営組織より、言語グリッドの一時停止のお知らせです。
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[アソシエーション新規SIG追加]「言語グリッドアソシエーション」に新しいSIGが2つできました。
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[メディア掲載]
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[「言語グリッド」研究会のご案内]
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[言語グリッド ユーザ紹介]和歌山大学 吉野研究室の紹介です。
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辞書連携翻訳サービスのリリース

10月3日に、対訳辞書との連携翻訳サービスをリリースします。
リリースするサービスは、辞書連携翻訳サービス(TranslationCombinedWithBilingualDictionary)と
最長一致辞書連携翻訳サービス(TranslationCombinedWithBilingualDictionaryWithLongestMatchSearch) の2種類です。
辞書連携翻訳サービスは、完全一致、部分一致、前方一致、後方一致の通常の検索を提供している場合に辞書連携翻訳を実現したサービスです。最長一致辞書連携翻訳サービスは、最長一致の検索を提供している場合に、その機能を利用して高速化したサービスです。
詳細は、langrid-developers-wiki(http://langrid.nict.go.jp/langrid-developers-wiki/) をご覧下さい。


英語版ができました:開発者向けWikiとMLのご案内

言語グリッドを利用したシステム開発を実施している開発者向けに、マニュアルや仕様書などの各種ドキュメントや、ソースコードなどを集約したWebページ“Language Grid Developers Page”の英語版ができました。
http://langrid.nict.go.jp/langrid-developers-wiki-en/
また、英語版の開発者向けメーリングリストlangrid-developer-en [at] khn.nict.go.jpへ登録希望の方は、asukam [at] nict.go.jpまでご連絡下さい。


Playgroundニュース:新たに提供予定の新サービスと講習のご案内

言語グリッドプレイグラウンドでは10月中に、新たに以下の4つのサービスを提供開始する予定です。
 
BASIC
・Morphological Analyzer 形態素解析サービスを利用することができます。
・Dependency Parser    係り受け解析サービスを利用することができます。

ADVANCED
・Document Translation 比較的長い文書を翻訳することができます。
・Chat Service        プレイグラウンドユーザ同士で多言語チャットをすることができます。
 
また、石田・松原研の大学院生が、プレイグラウンドのソースコードを用いて、大学院生を対象とした多言語ツールの開発講習を行っています。講習の内容についてのサイトはこちら。講習を希望される研究室は、 playground [at] langrid.org までお問い合わせください。


定期メンテナンスのお知らせ

運営組織よりお知らせです。言語グリッドは、毎月第一月曜日に定期メンテナンスのため停止されます。11月の定期メンテナンスは11月3日(月・祝)午前7時~10時です。(10/24追記)注意!日時を変更します。11月4日(火)午後6時~午後9時です。この時間帯に利用を希望の方は、operation [at] langrid.orgに事前にご連絡ください。


アソシエーション新規SIG追加

言語グリッドアソシエーションに新しいSIG(Special Interest Group)が2つできました。
 
サービスコンピューティングスクール
サービスコンピューティングスクールは、言語グリッドの多様なサービスを組み合わせて新しいサービスを生み出す過程を教材にまとめたものです。WSDL,SOAP,BPELなど、Webサービスの標準を、世界の大学、研究機関で学習することができるサイトを構築していきます。
http://www.langrid.org/association/services/
 
グリッドビジネス研究会
グリッドビジネス研究会では、言語グリッドの営利利用への展開を図ることを目的に、ビジネス利用を推進するために必要な技術的、制度的課題を明らかにし、その解決を図ります。
http://www.langrid.org/association/grid_business/


メディア掲載

日本語教育の現場に広がるハイテクな日本語:言語グリッドSIGMUSE
月刊日本語 OCT 2008,第21巻第10号・通巻250号,2008年10月01日発行,26-27ページ,株式会社アルク


「言語グリッド」研究会のご案内

来年2月に電子情報通信学会「人工知能と知識処理研究会」と「異文化コラボレーション研究会」の共催で「言語グリッド」研究会を開催します。
http://www.ieice.org/~ai/jpn/index.php/20090227


言語グリッド ユーザ紹介(4)和歌山大学 吉野研究室

写真
オープンラボ中の吉野研究室の様子

吉野研究室(和歌山大学システム工学部デザイン情報学科)(http://www.wakayama-u.ac.jp/~yoshino/lab/ では、情報技術を駆使した新しい「コミュニケーションデザイン」に関する研究開発を行っています。言語の壁を越えたコミュニケーションを支援するために、言語グリッドを活用したシステム開発を行っています。現在、研究室の三分の一のメンバーが言語グリッドを利用して、医療対話支援や会議支援、三次元仮想空間など、様々な分野での多言語コミュニケーションシステムの開発に取り組んでいます。様々な言語資源を持つ言語グリッドを利用できるようになり、研究室のメンバーも多言語コミュニケーションの研究開発に取り組みやすくなりました。また、言語グリッドプロジェクトへの参加を通じて、普段は聞くことのできない、様々な視点からの声を聞くことができる機会が増えました。研究の必要性を改めて実感することができ、より充実した研究開発を行うことができるようになったと思っています。