サービスコンピューティングスクールでは,言語グリッドで提供されるさまざまな言語サービス(機械翻訳・多言語辞書・形態素解析器・多言語対訳集など)を用いながら,サービスコンピューティング技術について学ぶためのチュートリアルを提供します.
サービスコンピューティングスクールは,言語グリッドアソシエーションによって,次の2つの役割のために提供されています.1つは大学の先生方がサービスコンピューティングの講義をされる際の演習を提供することであり,もう1つは言語グリッドのユーザに言語サービスの使い方を示すことです.
サービスコンピューティングの講義で,実際にWebサービスを連携させる演習を実施したいと思ったことはありませんか? 教科書にはいつも,飛行機やホテル予約サービスで旅行計画を作る例が載っています.しかし実際には利用可能なWebサービスはなく,学生がサービス連携を試してみることはできません.
そこでサービスコンピューティングスクールでは,講義の演習のためのコンテンツを提供します.演習の受講者は,言語グリッドプロジェクトが提供するさまざまな言語サービスを連携させることができます.講義のためのご利用にあたっては,講義をされる先生方へをご覧ください.
言語グリッド運営組織と覚書を交わした言語グリッドユーザは,サービスコンピューティングで提供される演習を通じて,言語サービス利用について学習することができます.
言語グリッドユーザは,所属組織に割り当てられた言語グリッドのIDとパスワードを用いて,サービスコンピューティングスクールの演習で使用されているWebサービスをいつでも実行できます.
サービスコンピューティングスクールでは,Webサービスの基本から,サービス指向アプリケーションの開発までを学べます.
Webサービスの基本的な概念や標準技術 (WSDL, SOAP, BPELなど) について,言語グリッドで提供されるWebサービスの呼び出しを実践しながら学びます.
演習課題を実施しながら,BPELによるWebサービス連携について学びます.言語グリッドで提供されるさまざまなWebサービスを連携させることができます.言語グリッドの言語サービスを,外部のWebサービスと連携させる,発展的な課題も用意されています.